分譲マンションにポスティングする有効な方法とは?許可が必要?おすすめ業者も紹介
投稿日:2022.04.27/更新日:2024.01.29
一戸建てやアパートに比べて、世帯数の多い分譲マンションは効率的にポスティングでき、高い広告効果も見込める特徴があります。
しかし、マンションによってはポスティングが許可されていない・禁止されているところも少なくありません。
そのようななかで、分譲マンションへ効果的にポスティングをするためにはどのような方法があるのでしょうか。
弊社ではポスティングするエリアがとても大事であると考えており、今までの経験則から分譲マンションへのポスティング可能な地域をデータとして貯めております。
今回は分譲マンションのポスティングができる地域との違いや、分譲マンションポスティングの特徴、おすすめのポスティング業者もあわせて紹介します。
関連記事:チラシ配布・ポスティング代行業者とは|反響や効果を上げたい方必見
Contents
分譲マンションでポスティングができる場所とできない場所
マンションの多くはエントランスホールなどに集合ポストが設置されています。
しかし、ポストがあるからといって無条件にポスティングができるとは限らず、マンションの管理人や住民から断られてしまうケースも。
では、ポスティングができるマンションとできないマンションの違いとは一体何なのでしょうか。
ポスティングできるマンション
ポスティングが可能なマンションは、主に以下の2つの特徴があります。
管理人からポスティングの許可を得られるマンション
管理人が常駐しているマンションの場合、ポスティングの際に挨拶を行います。
このとき、特に断られることなくポスティングを許可してくれる管理人であれば、問題なくチラシをポストに投函できます。
ポストにチラシが入っているマンション
管理人が常駐していないマンションの場合、ポスティングをして良いマンションなのか判断に迷うこともあるでしょう。
このとき見極めておきたいポイントとしては、「すでにポストにチラシが入っているか」です。
「チラシ禁止」などの貼り紙もなく、ポストにチラシが入っているマンションは、慣習的にポスティングが許可されていると認識して問題ありません。
他にも、チラシ専用のゴミ箱が設置されているマンションがあります。管理人が不在で、なおかつポストにチラシが入っていない場合はどう判断すれば良いのでしょうか。
ここで重要なのは、ポストの周辺に「チラシ専用のゴミ箱」が設置されているか、ということです。
もし、チラシ専用のゴミ箱があれば、日常的にさまざまなチラシがポスティングされていることを意味しています。
関連記事:企業がポスティングをするメリットとは|集客効果やデメリットも紹介
ポスティングできないマンション
上記とは反対に、ポスティングがNGとされているマンションはどのように見極めれば良いのでしょうか。
こちらも2つの特徴をもとに紹介しましょう。
管理人からポスティングの許可が得られないマンション
ポスティングのために管理人へ挨拶した際、許可が得られなかった場合は当然のことながらNGとなります。
ポスティング禁止の旨が記載されているマンション
ポスティングが許可されていないマンションのなかには、ポストの周辺に「チラシ禁止」などのポスターが掲示されているケースが多いです。
その他にもオートロックなどで集合ポストに進入できないマンションがあります。
集合ポストがある場所にオートロックがかかっており、部外者以外は立ち入りができないマンションもあります。
このようなマンションの場合、無理に進入してしまうと管理人や住民とのトラブルに発展する可能性もあるため、ポスティングは避けたほうが良いでしょう。
関連記事:ポスティングできる/できないマンションを見分ける方法とは
分譲マンションでポスティングを行う方法
分譲マンションの場合、上記で紹介した「ポスティングできないマンション」に該当するケースが増えており、戸建てやアパート、賃貸マンションなどに比べて配布率が低くなってしまいます。
では、このような問題を解決するためにはどうすれば良いのでしょうか。
解決策のひとつとして考えられるのが、マンションの管理会社へ個別に許可を得て配布する方法です。
管理会社からの正式な承認を得てポスティングができるため、マンションの管理人や住民とトラブルに発展する心配がなく、ポスティングが原因で自社にクレームが届くリスクも減らせるでしょう。
マンションの管理会社から正式にポスティングの承認を得るにはさまざまな手続きが必要なほか、配布物によってはポスティングの許可が得られないケースも考えられます。
しかし、マンションの近隣にある地元密着型の店舗や企業であることや、店舗で利用できる割引券やクーポン券、優待券など住民にとってメリットがあるものと判断されれば、ポスティングの許可が得られる可能性もあるのです。
関連記事:ポスティングは違法なの?クレーム・トラブルにならない予防策とは
分譲マンションでポスティングが難しい理由
一戸建てや賃貸アパート・マンションに比べて、分譲マンションはポスティングのハードルが高い傾向にありますが、それはなぜなのでしょうか。
マンションによっても事情は異なりますが、特に代表的な理由としては以下の3項目が挙げられます。
①チラシなど投函禁止の分譲マンションが多い
ひとつ目は、マンションに暮らす多数の住民の意向を受け、管理会社がチラシの投函行為そのものを禁止しているケースです。
また、住民からの意向がなかったとしても、ポスティングのチラシが原因で共用部にゴミが散乱したり、ゴミの量そのものが多くなってしまうことも関係しています。
特に築浅の分譲マンションで管理人が24時間常駐している物件では、ポスティングが厳しく禁止されているケースが多い傾向にあります。
②分譲マンションのポストまで行けない場合もある
ふたつ目の理由は、「ポスティングできないマンション」の例でも紹介した、オートロックなどでそもそも集合ポストまでアクセスできないマンションが多いことです。
郵便や宅配便の配達員など、正式に出入りできる権利をもった人以外は進入できず、このようなマンションに無理に進入しようとすると不法侵入とみなされて通報されてしまうこともあります。
比較的小規模なマンションや築年数が経っているマンションなどは集合ポストまでアプローチできることも多いですが、築浅の分譲マンションでは厳重なセキュリティで容易に進入できないケースが多いです。
③ポスティング業者が分譲マンションを網羅する術がない
分譲マンションは、決してすべての物件がポスティングNGというわけではなく、なかには問題なく配布できるところも存在します。
しかし、ポスティングを専門に扱っている業者のなかでも、どのマンションが許可されていてどのマンションがNGなのか個別に把握できているケースは稀です。
そのため、ポスティング業者へ依頼しても、戸建てやアパートはOKでも分譲マンションへの配布は断られるケースが多いのです。
関連記事:ポスティングを着払いで送り返すといわれた時の対処法について解説
分譲マンションでポスティングを行う効果や特徴
一口にポスティングといっても、一戸建てやアパート、マンションなど配布先によって配布の仕方や期待される効果は異なります。
なかでも分譲マンションへのポスティングにはどのような特徴・効果があるのか、ポスティングに向いている業種もあわせて紹介しましょう。
①ターゲット形態に合わせてポスティングできる
マンションのなかには、単身向けの1ルームや1LDK、ファミリー層向けの2LDK以上といったように、居住者に応じてさまざまな間取りが用意されています。
一般的に分譲マンションの場合はファミリー層、賃貸マンションの場合は単身者向けが多く、ターゲットとなる顧客の形態に合わせてポスティングができます。
②反響率とリーチ率の高さ
ポスティングの効果を最大化するためには、高い反響を獲得しリーチ率を高める必要があります。
ここで重要となるのが、扱う商材に合わせて配布先を選ぶことです。
たとえば、子ども向けの学習塾やスイミングスクールなどのチラシをポスティングしようと考えた場合、単身者が多いマンションに配布しても効果に結びつく確率は低いでしょう。
しかし、ファミリー層が大半を占める分譲マンションに絞り込んでチラシを配布することで、高い反響を獲得できます。
また、たとえば小学校や中学校からの徒歩圏内にある分譲マンションを指定することで、さらに効果を高められるでしょう。
特に一等地に建つ分譲マンションは富裕層が多いため、そのようなマンションにターゲットを絞り込んでポスティングができれば高い成果に結び付けられます。
関連記事:ポスティングの費用を安くできるコスパに優れた方法を解説!
分譲マンションへのポスティングに向いている業種一覧
ハードルの高い分譲マンションへのポスティングですが、マンションの近隣にある地元密着型の店舗や企業の場合は管理会社からの許可が得やすいと紹介しました。
では、具体的にどのような業種が分譲マンションへのポスティングに向いているのでしょうか。以下に具体的な業種と商品・サービスの例を紹介します。
飲食 | レストラン カフェ 居酒屋 宅配サービス(ピザ・寿司・弁当など) |
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小売 | コンビニ スーパー など |
美容・健康 | 理容室 美容室 エステサロン マッサージ 病院 歯科医院 など |
習いごと | 学習塾 ピアノ教室 スポーツジム 書道教室 パソコン教室 など |
その他 | 選挙広報 新聞 便利業 求人情報 など |
上記はあくまでも一例であり、必ずしもポスティングで成果が上がるとは限りません。
また、業種によっては管理会社からポスティングを断られてしまうケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
関連記事:ポスティングの代行業者を選ぶポイントや依頼にかかる費用を解説
分譲マンションへのポスティングでおすすめの会社
分譲マンションへのポスティングを実現するためには、独自のノウハウをもったポスティング会社へ相談するのが一番です。
なかでも、おすすめのポスティング会社を4社紹介しましょう。
1.ポスペック
日本全国にある分譲マンションのうち99%の情報を蓄積しており、ポスティングがOKな分譲マンションとNGのマンションを把握。
併配の場合、一律で3.5円、単独配布は5円という格安の単価でポスティングを依頼できます。
東京23区内で、A4サイズ以下のチラシに限定という制約はあるものの、都内の分譲マンションをターゲットに手軽にポスティングをしたいという場合におすすめです。
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2.株式会社マーキュリーリアルテックイノベーター
タウンマンションプラスというポスティングサービスを展開しており、その名の通り全国の政令指定都市のマンションをターゲットとしています。
分譲マンションや賃貸マンションといった区別以外にも、間取りや賃料、世帯年収別にポスティングのターゲットを絞り込むことも可能です。
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3.合同会社ファイブトップ
東京都内の分譲マンションを専門にターゲットとしているポスティング会社です。
独自に蓄積してきた物件データベースをもとに、無駄のない配布先の選定を実現。少ない予算でも広告効果を最大限に高められるでしょう。
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4.株式会社 コレイル
大阪や神戸など関西を中心とした分譲マンションに特化したポスティング会社です。
独自の物件リストを所有しており、ターゲットのいる可能性が低いワンルームマンションなどを避け、ファミリーや富裕層の多い分譲マンションに絞って配布することにより、1枚当たりの反響率UPが⾒込めます。
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分譲マンションにポスティング|まとめ
戸建住宅やアパートなどに比べて、分譲マンションはセキュリティも厳重でポスティングを断られてしまうケースも少なくありません。
しかし、管理会社へ個別に許可をもらったり、分譲マンションを専門に請け負うポスティング会社へ相談したりすることで、実現できる可能性もあります。
「他社で相談してみたものの、分譲マンションへのポスティングを断られてしまった」と困っている方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
他の記事でもポスティングの事例や価格相場などを記事にしているので、ぜひ読んでみてください。